2022年11月29日に「さくら保育園」で3人の保育士が園児を虐待していたことが報道されました。
しかも8月には園が把握していたそうです。
謝罪会見が3か月後になったことも疑問が残ります。
さくら保育園の保育士は一体どのような虐待をしていたのか。
園の管理、裾野市の対応はどうだったのか。
事件の全貌をご紹介します。
さくら保育園の虐待の内容は

さくら保育園で行われていた虐待内容はどのような事だったのでしょうか。
さくら保育園で行われた虐待の内容
- 園児の足を掴んで宙づりにした
- バインダーで頭を叩いて泣かせた
- 泣く園児を私用携帯電話で撮影した
- 「ブス、デブ」と暴言を浴びせた
- おもちゃをしまうための暗い屋内倉庫に閉じ込めた
- カッターナイフを見せて脅した
- 寝かしつけた園児に「ご臨終です」と発言した
- ズボンを無理やり脱がせた
- 泣かない園児の額をたたき無理やり泣かせようとした
- 遅刻する連絡があった園児の腕を引っ張り「遅いんだよ」と怒鳴った
- 手足口病の症状のある園児の尻を無理やり他の園児に触らせた
- 給食を食べない園児の頭を突然後ろからたたいた
- 足をつんで園児を宙づりにし真っ暗な排せつ室に放置した
話を聞いているだけでも胸が痛む内容です。
1歳児はまだ大人の言葉もほとんど理解できません。
勿論、泣く、怒る以外で自分の意志を伝えることも。
幼少の記憶であっても園児には深いトラウマが刻まれたことでしょう。
さくら保育園での虐待の流れ
8月 別の保育士から園長に相談
8月17日 裾野市に通報
8月22日 市の担当者と園長が面談(同日中に園長は事実を認める)
8月24日 虐待していた保育士3人を自宅待機
8月25日 園が調査報告書を裾野市に提出
9月9日 2人に退職勧奨・1人はけん責処分(始末書をかかせる)
9月末 1人の虐待していた保育士が退職
11月29日 さくら保育園・園長が保護者会で謝罪
11月末 2人の虐待していた保育士が退職
11月末日 裾野市町が謝罪会見
さくら保育園・園長の嘘

8月に発覚した時点でさくら保育園の園長は保育士に「虐待について口外しない」と誓約書を書かせたそうです。
しかし保護者会で「隠ぺいはない」と発言しています。
さくら保育園の保護者がツイッターで真実を訴えていました。
さくら保育園の場所はどこ

さくら保育園の場所はどこか調査しました。
さくら保育園の場所:〒410-1112静岡県裾野市公文名1-1
静岡県は裾野市が子育てに向いている場所だと発信しています。

静岡県は2021年から2年連続で子育て世代が移住したい街NO.1です。
子育てのために引っ越してきた人達も多く住んでいる町で虐待事件。
さくら保育園に通わせていた親御さんの憤りは相当なものでしょう。
さくら保育園の虐待教師の名前が公表

さくら保育園の虐待教師が2022年12月4日に逮捕となりました。
それにより実名も公表されました。
- 三浦沙知容疑者・30歳・9年目
- 小松香織容疑者・38歳
- 服部理江・39歳
いずれも保育士としての経験が3年以上あります。
事件発覚から逮捕までの時間がとても速く、今回の事件の重大さが感じられます。
ネットでは二度と子供に関わる仕事をできないようにしてほしいとの声が上がっています。
虐待はいつから行われていたのか。についてもまだまだ公になっていない部分がありそうです。
この報道は卒園生・その親にもショックを与えているでしょう。
まとめ
- さくら保育園の虐待内容は「園児への暴力」「精神的暴力」など悲惨なものだった。
- さくら保育園の場所は静岡県裾野市。子育て支援も行っている地域。
- さくら保育園の虐待保育士の実名が公表。経歴は3年~9年の保育士歴を持っていた。
今回の事件発覚で該当児童、在園児、来年度在園予定児、そして親御さんの心のダメージは計り知れません。
さくら保育園に子供を入れてしまったこと。責任を感じている親もいるかもしれません。
自治体が市民の安心を取り戻せるようしっかりとした決断をしてくれることを祈ります。