高田川部屋でコロナウイルスに感染した力士である三段目の勝武士さんが5月13日に新型コロナウイルスによる多臓器不全のためにお亡くなりになりました。

勝武士さんは28歳。あまりに若すぎますね。こんな若く、しかも相撲で鍛えた体の勝武士さんがコロナウイルスで亡くなってしまうなんて・・・

改めてコロナウイルスの怖さを感じます。

本当に助ける事は出来なかったのでしょうか？

勝武士は糖尿病の持病を持っていたとの事。その糖尿病がコロナウイルスの悪化に影響を与えていたと言う噂もあります。

しかも発熱してから医療機関に受診できるまで5日間もたらい回しにされたとの情報も。

調べてみました。

勝武士がコロナで死去！医療機関たらい回し経緯

コロナウイルスで力士の勝武士さんが5月13日に新型コロナウイルスによる多臓器不全のためにお亡くなりになりました。

勝武士さんのコロナウイルス感染経緯をまとめました

4月4～5日　38度台の発熱。師匠が保健所に連絡したがつながらず。
4月4～6日　近隣の複数病院に依頼も受診してもらえず。
4月7日　　近隣の病院に相談したが医療機関が見つからず。
4月8日　　血痰があり救急車を呼ぶが受け入れ病院が決まらず。夜になり都内の大学病院に入院。簡易検査の結果は陰性。
4月9日　　　状態が悪化し、別の大学病院へ転院。
4月10日　　PCR検査で陽性と判断
4月19日　　状態が急激に悪くなり集中治療室へ
5月13日　　午前12時30分　都内の病院で死去

4月4日に発熱してから4月８日までの5日間も入院先が決まらず、医療機関をたらい回しにされ、その間は高田川部屋で過ごしていたと思われます。

勝武士さん辛かったですね。

高田川部屋の力士も自身感染の恐怖や勝武士の看病と、不安な日々だったと思います。

それから2週間後には、高田川親方と十両の白鷹山、養成中の力士4人の合計7人の感染者が同じ高田川部屋から出てしまいました。

勝武士の相撲部屋での看護によって、クラスター感染に繋がってしまったということですね。

勝武士コロナウイルスで死去の力士は糖尿病の持病があった？

5月13日に28歳で亡くなった勝武士には糖尿病の持病がありました。糖尿病は、多くの力士が体つくりと健康との狭間で戦う病気といわれているようです。

勝武士さんも2014年に糖尿病を発症しました。

2016年の1月に行われた大相撲初場所では“糖尿病による低血糖障害で異例の不戦勝”となりました。

４日目の三段目の取組で、珍事が起きていた。西５４枚目の勝武士（２４＝高田川）は土俵下の控えで全身が紅潮して手が震え、取組直前で異例の不戦敗。審判で異変に気づいた峰崎親方（元前頭三杉磯）から「相撲は取れるか」と聞かれると「できれば、このまま帰りたいです…」と訴えた。相手の朱鷺ノ若も「審判の親方から『不戦（勝）だよ』と。ビックリした」。峰崎親方も「初めてだよ」と驚きを隠さなかった。原因は２年前に患った糖尿病による低血糖障害だった。当日は取組前に「エナジードリンクとチョコ」を摂取したが、薬は飲んでいなかった。定期通院しておらず、自己管理不足がたたった。駆け付けた師匠の高田川親方（元関脇安芸乃島）からは「野菜を多めに取るとか、自分で考えてやらないとダメ。プロだから」と諭された。朝稽古前は食事しないのが角界の通例だが、特例も認めるという。

今回の勝武士のコロナウイルスによる死去に糖尿病が関わっているかは定かではありません。

しかし糖尿病患者が合併症や感染症のリスクが通常より高いという事は、当たり前に知られている情報。

それなのに医療機関を“たらい回し”にされるという悲惨な状況だったのです。

勝武士がコロナで死去！たらい回し経緯と糖尿病の関係は？ネットの反応は？

勝武士さん、病院でたらい回しされたみたいだけどもうこれ医療崩壊してるようなものだろ
— アマショウ (@cosaland) May 13, 2020

勝武士さんがもし幕内の有名力士なら、それか芸能人のような有名人なら、もっと早く病院側も受け入れてくれたと思う。逆に石田純一が一般のおっさんなら病院をたらい回しされてたかも😱この国では有名人か上級国民にならないと生きていけない😤身に染みた😱
— MASA HbA1c7.9今が雌伏の時😔 (@M07019383) May 13, 2020

殆どの力士は糖尿病で重症化リスクが高いのに、38度台の発熱でも保健所の電話は繋がらず受け入れ病院も見つからず、発熱から5日目に血痰が出て救急車を呼んだが、たらい回しに遭い、夜にようやく大学病院に入院するも翌日、別の大学病院に転院…これ医療崩壊でなくて何？https://t.co/Ez3jtkqVo9
— 窓際記者の独り言 (@fukutyonzoku) May 13, 2020