ヌートバーのペッパーミルはいつからで理由や意味は何⁈流行らせたのは理由は大谷翔平？

第5回ワールド・ベースボール・クラシック（以下WBC）に出場している侍ジャパンの注目選手ラーズ・ヌートバーさん。

そんな彼が今『ペッパーミル』パフォーマンスで日本中に話題を振りまいています。

この『ペッパーミル』はいつから始まって、どんな意味があるのでしょう。

調査してみました。

ヌートバーのペッパーミルはいつから⁈

現在MBLセントルイス・カーディナルス所属でハーフのヌートバーさん。

日本人としてWBCに出場する事で特別な存在感を放っていますね。

そのヌートバーさんが発信したペッパーミル！今や日本中を席巻しています。

実はこのペッパーミル。日本で初めてお目見えしたのは本大会前の強化試合中の事。

出塁した際に見せたヌートバーさんのペッパーミルに、チームメイトから大きな反響が・・・

早くからチームに溶け込もうとしていたヌートバーさんでたが、このペッパーミルで一気にチームの人気者になりました。

そもそもヌートバーさんは『ペッパーミル』パフォーマンスはいつから始まったのでしょうか？

その起源は、所属しているアメリカのカーディナルスのスランプからです。

2022年頃、所属するカーディナルズの成績は不調
チームのキズナー選手がWe are grinding.（こつこつ粘り抜こう）と鼓舞

この言葉が発端となり試合中に好プレーが出た時ヌートバーさんがベンチや塁上でペッパーミルパフォーマンスをスタート。

現地ではもうお馴染みのパフォーマンスとなっています。

ヌートバー選手はチームメイトから贈られたペッパーミルをベンチに置いているほどです。

さらにファンの中には持参したペッパーミルにヌートバーさんのサインをもらう人までいます。

今回のWBC韓国戦でもヌートバーさんがチームが逆転するきっかけとなった一打を放った時もしっかりペッパーミルを挽いていました。

ヌートバーのペッパーミルの意味や理由は？

ヌートバーさんの『ペッパーミル』パフォーマンスはとてもユーモラスで楽しいですね？

だけどファンやチームメイトを楽しませるだけではなさそうです。

とても深い意味や理由がありそう。

調べたところ、まず大きな理由として！

チームが一体となって応援＆祝福するため。

好プレーが出たときにみんなでペッパーミルパフォーマンスをすることでチーム一丸になっているのがわかります。

日本でもメジャーリーグでもヒットやホームランを打った時のパフォーマンスを選手が決めている場合があります。

他にも2つの意味が込められています。

粘り強く身を粉にして戦おう
コショウのように日本のスパイスになろう

ひとつずつ解説していきます。

①粘り強く身を粉にして戦おう

一つ目の『ペッパーミル』パフォーマンスを行う理由は『粘り強く身を粉にして戦おう』

こちらは『ペッパーミル』パフォーマンスがはじまったきっかけであるキズナー選手の

We are grinding.（こつこつ粘り抜こう）という言葉です。

「grind」という言葉の意味は『挽く』や『粉にする』という意味もあります。

そこからコショウを挽くということでペッパーミルパフォーマンスが生まれたのだと考えられます。

②「コショウのように日本のスパイスになろう」

2つ目の『ペッパーミル』パフォーマンスを行う理由は「コショウのように日本のスパイスになろう」

ヌートバーさんは日系人として初めてWBCの代表に選抜されました。

日本でのプレー経験がない彼には日本代表チームに刺激を与える役割を期待されていたとのこと。

刺激→スパイス→コショウ→ペッパー

連日連戦のヌートバーさんは侍ジャパンのメンバーとして大きな刺激となってチームを盛り上げてくれています。

ペッパーミルが流行らせたのは大谷翔平？

『ペッパーミル』パフォーマンスはWBCの試合が進むにつれ日本中で流行っています。

『ペッパーミル』の流行には大谷翔平さんの後押しがあったからだと言われています。

それはWBCの強化試合で大谷翔平さんが片膝をつけながらのホームランを放った時。

大谷翔平さんは三塁ベースを回りながらあるパフォーマンスを笑みを浮かべながら行いホームベースに向かっていきました。

その後大谷さんはランナーとして先に得点していたヌートバーさんを笑顔で指さします。

ホームベースを踏んだ後二人は両手を合わせてハイタッチ。

三塁ベースを回りながらやっていた仕草が『ペッパーミル』だったのです。

ヌートバーさんに『ペッパーミル』をやろうと背中を押してくれたのが大谷翔平さんでした。

ヌートバーさんは当時を振り返りこのように強化試合の後のインタビューに答えています。

「僕らは何か喜ぶときの決めポーズをしたかった。最初は何も考えつかなかったけど、彼（大谷）が『僕が最初に何かをするよ。そうしたら皆が真似をするだろうから』と言ったのさ。それで、僕が1回にヒットを打ったときに、僕らはペッパーミルをやってみたんだ。そうしたら、僕らはそれにハマってしまったのさ」
引用：デイリー

日本のみならず世界中で人気の大谷翔平さんが自身のホームランでヌートバーのパフォーマンスを真似したことで『ペッパーミル』は大人気になったのです。