黒川弘務検事長の「接待賭け麻雀(マージャン)」とは?罪の重さにネットの反応は?

黒川弘務東京高検検事長。辞任を表明されましたね。黒川弘務検事長はステイホーム週間中に記者宅で「接待賭け麻雀(マージャン)」をしていたと報じられています。

今回の「接待賭け麻雀(マージャン)」悪い事だとはわかりますが、どれ程の罪なのでしょうか。

調べました。

接待賭け麻雀(マージャン)とは

賭け麻雀(マージャン)とは、麻雀の勝ち負けにお金を賭けて、勝った物に負けたものがお金を払う!というシステム。

一見競馬やパチンコなどのような簡単なかけ事・ギャンブルと思いがちですが、掛け麻雀は違法とされています。

雀荘で大々的にお金のやり取りをする公の麻雀に限らず、友達同士などが誰かの自宅で集まって数千円程度の少額でお金を賭けていた場合でも犯罪行為だとされています。

賭け麻雀は絶対に違法なのです!

その違法ギャンブルに黒川弘務東京高検検事長が関わったということで、今回辞任を表明しました。

黒川弘務検事長の4つの罪の重さ

もし黒川弘務東京高検検事長が掛け麻雀をしていた報道が真実だとして、3つの罪に分類してみました。

黒川弘務検事長の罪の重さ ①賭博罪

掛け麻雀(マージャン)は絶対に違法なのです。賭博(とばく)です。

黒川弘務東京高検検事長が掛け麻雀をしていた報道が真実なら賭博罪にと問われます。

刑法第185条

賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

1円でも賭けたら賭博罪にあたるが、起訴されるかどうかは金額頻度にもよるようです。

今回、黒川弘務東京高検検事長は産経新聞と朝日新聞の記者と掛け麻雀をしていたとの事。その方たちとの麻雀は今回が初めてではなく、顔なじみだったと言う噂も。産経新聞記者の自宅マンションで麻雀をしているという事から、初対面ということは考えにくいですね。

東京高検の黒川検事長が今月、賭け麻雀をしていたと報じられたことについて、一緒に麻雀をしていたとされた記者らが所属する産経新聞と朝日新聞がコメントしました。

今回の賭け麻雀(マージャン)が初めてではないとなれば、頻度の面でも問題になりそうです。

しかも記者の中には、賭け麻雀の前にATMで現金を引き下ろしている噂もあります。負ける気満々だったのではないか?と。

黒川弘務検事長の罪の重さ ②利益供与

今回の掛け賭博のメンバーの記者の中には、事前にATMで現金を下ろしたという情報もあります。

記者の方も、黒川弘務検事長と接点を持つことで、内閣や国会の重要な情報を得たいという下心がありそうですしね。

今回の賭け麻雀は重ねて『接待麻雀(マージャン)』という要素もあるようです。

もし麻雀が行われた産経新聞記者のマンションへの往復でタクシー代を新聞社が負担していた場合、国家公務員倫理規程に違反することになるようです。

国家公務員倫理規程第五条 

職員は、利害関係者に該当しない事業者等であっても、その者から供応接待を繰り返し受ける等社会通念上相当と認められる程度を超えて供応接待又は財産上の利益の供与を受けてはならない。

黒川弘務検事長は、当然に国家公務員ですからもしタクシー代などを出してもらっていた、接待麻雀を受けていたとなると国家公務員としての利益教授に違反することになりそうです。

黒川弘務検事長の罪の重さ ③法の最高地位としての責任

黒川弘務さんは東京高検検事長で法律に対するプロ中のプロ

今回の賭け麻雀(マージャン)が違法?なんてことは、当然に知っている事で、言い逃れができない内容です。

法律で罪を裁く側の人間が、日常で法を犯していたという事になりますね。

全く信じられない内容です。

ちなみに子供向けのに、検事長の仕事を詳しく書いたサイトがありました。参考になります。↓

http://www.kensatsu.go.jp/child/child2.htm

日本の子供たちに賭け麻雀(マージャン)』『東京高検検事長の仕事』をどう説明するんですかね。

黒川弘務検事長の罪の重さ ④コロナ自粛中に3密

黒川弘務検事長が掛け麻雀をしたのは、5月1日で小池都知事が「ステイホーム週間」として外出自粛を呼び掛けていた時期。日本中『3密』『3密』というピリピリムードが漂っていた時期です。

当然雀荘にも休業を要請している時期でした。

  • 破天荒な芸能人が女の子を集めてパーティしていたとか・・・
  • 安倍昭恵さんが旅行に行っていたとか・・・・

確かにそんな信じがたい噂はありますが、今回の3密は

法のプロである黒川東京高検検事長ホームステイ習慣に、違法の賭け麻雀をして接待を受けていた

という何重にも罪が重なっている状態です。

4人が集まったのは5月1日。小池百合子都知事が「ステイホーム週間」と位置付け不要不急の外出自粛を要請、また安倍晋三首相も「人との接触8割減」を強く求めていた緊急事態宣言下でのことだ。夜7時半頃に産経新聞A記者の自宅マンションに集合すると、午前2時近くまでマージャンは続いた。  マージャンを終えた黒川氏は、産経新聞の用意したハイヤーで帰宅した。  また、5月13日にも同様に黒川氏はA記者宅に向かい、深夜までマージャンをしていた。  産経関係者の証言によれば、黒川氏は昔から、複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じており、最近も続けていたという。その際には各社がハイヤーを用意するのが通例だった。  マージャンは密閉空間で4人が密集し、密接な距離で卓を囲む「3密」の典型で、東京都も雀荘に休業を要請している。

黒川弘務検事長の「接待賭け麻雀(マージャン)」とは?罪の重さにネットの反応は?

今回の黒川弘務東京高検検事長の賭け麻雀の報道は

  • 黒川検事長のごり押しをしてきた安倍総理の責任は?
  • マスコミとの癒着?
  • 辞任と罷免では退職金が違う辞めれば良いという事ではない。

問題がゾクゾクと出てきそうな様子です。

黒川弘務検事長のプロフィール

名前    黒川弘務(くろかわひろむ) 

生年月日 1957年2月8日

出身地  早稲田高等学校

大学   東京大学法学部第1類(私法コース)卒業

【経歴】

  • 1981年:東京大学法学部第1類(私法コース)卒業
  • 1983年、検事任官
  • →東京地方検察庁検事、新潟地方検察庁、名古屋地方検察庁、青森地方検察庁等の地方検察庁に勤務
  • 法務省に勤務
  • 2001年12月:法務省大臣官房司法法制部司法法制課長
  • 2005年1月:刑事局総務課長
  • 2006年7月:大臣官房秘書課長
  • 2008年1月:大臣官房審議官
  • 2010年8月:松山地方検察庁検事正
  • 2010年10月:大臣官房付に異動(検察の在り方検討会議事務局を担当)
  • 2011年8月:大臣官房長
  • 2016年9月5日:法務事務次官
  • 2019年1月18日:東京高等検察庁検事長

こんなに素晴らしい経歴の持ち主が、どうしてこんなバカバカしい事件を起こしてしまうのでしょうね。

黒川弘務検事長の「接待賭け麻雀(マージャン)」とは?のまとめ

黒川弘務東京高検検事長。辞任を表明されましたね。黒川弘務さんはステイホーム週間中に記者宅で「接待賭け麻雀(マージャン)」をしていたとして辞意を表明しました。

この黒川弘務東京高検検事長の罪を大きく4つにとらえてみました

  • 賭け麻雀とう賭博罪
  • 接待を受けたという利益供与
  • 法の最高部門としての責任
  • コロナ自粛期間での3密

今回の報道は、黒川弘務東京高検検事長のみの問題ではなく、安倍総理をはじめとする内閣の裏側、マスコミとの癒着?、退職金の問題など・・・・多方面の問題となりそうです。

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