窓辺を演出するカーテン。どんなカーテンをイメージをしますか?
だいたいの人は
厚地の生地+薄地レースの2枚で吊ってある引き分けカーテン
を思い浮かべると思います。
実はカーテンのスタイルはもっともっとたくさんのバリエーションがあるんです!
今回は、インテリアコーディネーターとして過去にお客様に提案して
特に好評だったスタイルを厳選して5つ紹介します。
カーテンのスタイル
①ドレープ+レース+カーテンレール
ドレープ・・・厚地の生地 光を遮る生地
レース ・・・薄地の生地 光を通す生地
この2枚の生地を2重にする吊り方です。
やはり一番おなじみなスタイルはこれでしょう。
このおなじみな吊り方でもオリジナリティを出す事ができますよ。
ドレープが部屋内+レースが外周側
ザ・スタンダード!!
手前のドレープを左右に開けると、レースのが吊られている状態。
使い勝手も一番楽ですね。
レースが部屋内+ドレープが外周側
レースをメインに考えた吊り方。
お気に入りのレースを昼も夜も楽しめます。
例えばドレープ生地に好きなワントーンカラーを使えば
お気に入りのレースの背景がテーマーカラーで演出されます。
娘の部屋は夜にはオレンジピンクをバックにした花壇が浮かび上がります。
カーテンレール
引き分けのカーテンにはカーテンレールが必要。
カーテンレールの種類によっても部屋のイメージが変わります。
ウッディ調・アイアン調・メタリック調・・・
素材によって、イメージがかわります。
②シェード(生地を使ったスタイル等)
シェードカーテン
ドレープやレースに使う生地を使い、折りたたみながら上下に動く開閉スタイルです。
引き分けるカーテンの様にひひだなく、すっきりとスタイリッシュな仕上り。
自由な高さで止める事が出来るのもメリット。
小窓に提案する事が多いのが特徴。
同じ空間の大きな掃き出し窓には、引き分け+レース
そして同じ空間の小窓には、同じ生地を使ったシェード
のように使用すると、空間仕上がりが格段に上がります。
その他のスタイルカーテン
スタイルカーテンとしては、上記に挙げたシェードが一般的ですが、
エレガント志向の奥様や店舗にはスカラップカーテンやセパレーツ等の吊り方もあります。
最近は家造りはシンプルモダン志向が強いので、主には店舗向きです。
③ロールスクリーン
ロールスクリーンはスクリーン本体にスプリングを内蔵させ、布やレースを上下させるスタイル。
すっきりしたスタイルで、店舗等に多く使われるます。
でも最近では、特に男性の方に好まれ書斎や個室にも使うケースが増えてきました。
上の写真はご主人様の書斎に設置しました。
ブルーグレーの落ち着いたロールスクリーンです。
2階の部屋やマンション等、人目を気にしなくて良い部屋などは
このようにロールスクリーンのみでご提案するケースもあります。
ロールスクリーンにしたいし、人目も気になる!
そんな方には調光式のロールスクリーンもあります。
④ブラインド
ブラインドといえばオフィスのような無機質なイメージですね。
そして確かにお掃除は少し面倒・・・
それなのに、最近のブラインド人気はすごいんです。
ブラインドの特徴はスラットと呼ばれる羽の角度の調節で視線を遮りながら風を通す事。使い勝手は意外と簡単。
横型ブラインド
一番スタンダードなブラインドスタイルは横型ブラインド。
スラットの素材はアルミが一般的。
このスラットにフッ素コートやチタン等をコーティングして
機能面を更に充実したタイプもあります。
その他の素材では、布や木製があり
特に木製ブラインドはスタイリッシュであり、高級感もあります。
一つの家具を買う印象です。
コストが高いのが弱点ですが、スタイリッシュでとてもおすすめ!!
縦型ブラインド
縦型ブラインドの特徴はなんといってもデザイン性。
光が縦に入り、窓の印象をシャープに見せてくれる効果があります。
掃き出しのように大きな窓につけるのがおすすめ。
もし人目が気になる窓なら、センタースリットといって
厚地+薄地(レース)を組み合わせたタイプもあります。
⑤プリーツスクリーン
プリーツスクリーンはご存じない方も多いのでは。
上下に開閉するジャバラ状の生地を折りたたむように開閉させて明かりを取るタイプ。
和紙風の生地が多いので、和室に提案する事が多いです。
透け感のある生地もあるので、閉めっぱなしでも明かりを取り入れられます。
障子を今風にしたイメージですね。
こちらもダブル使いタイプがあるので、人目の気になる窓にはダブルがおすすめ。
カーテンスタイルのまとめ
『たくさんあるカーテンスタイルを5つにまとめました』
①ドレープ+レース+カーテンレール
②シェード(生地を使ったスタイル等)
③ロールスクリーン
④ブラインド
⑤プリーツスクリーン
ぜひ、参考にしてみてください!